1977-03-03 第80回国会 衆議院 予算委員会 第18号
また周辺の、国際関係等の平常化というような問題もあるわけでございますので、私どもはそういう立場から、しかしどういう形で核が持ち出され、あるいは一般地上軍等が削減されるかということを非常に注視をいたしておりますけれども、いまのところその様相が明確でございませんので、いまはっきり核問題だけでバランス問題を私から申し上げることは差し控えねばならぬと思うわけでございます。
また周辺の、国際関係等の平常化というような問題もあるわけでございますので、私どもはそういう立場から、しかしどういう形で核が持ち出され、あるいは一般地上軍等が削減されるかということを非常に注視をいたしておりますけれども、いまのところその様相が明確でございませんので、いまはっきり核問題だけでバランス問題を私から申し上げることは差し控えねばならぬと思うわけでございます。
しかし、一般的にはアメリカ側で、ことに地上軍等につきましては、私が接触して受け取る印象からいたしますれば、撤退するように、日本側の態勢ができ次第なるべくすみやかに撤退したいという希望は持っているように、私はそう解釈いたしております。そうしてまた現に、約五千名の兵隊が近く撤退いたすものと私承知いたしております。
そこで百万総トンの船を使い、四個師団の地上軍等が或る程度空挺隊と呼応してやるにしましても、途中で全然こちらが反撃しなければ無傷で上がりますけれども、或る程度例えばこれを五分の一減殺するとか、或いは三分の一減殺する若干の激撃戦闘機、或いは夜間に襲撃できる海軍の小艦艇というようなものがありますれば無傷で上がることはあるまい。従つて北海道の防衛のごときも、四個師団程度あれば一応しのげる。